関東鉄道は、常総線の新型車両5020形を2019年3月2日、水海道車両基地において報道関係者に公開した。
ボディカラーは関鉄ホワイトをベースに筑波山からの朝日を黄色、沿線を流れる鬼怒川・小貝川を青色で表現、側面には早春の紅梅に彩られた筑波山をイメージしたマークを付けた。
キハ5000形シリーズの新型車両5020形はキハ5021、キハ5022の2両を新造した。
前面は新たにLED化した前照灯を上部に設置し、屋根材は腐食しにくいステンレス鋼を採用した。
車内はオールロングシートを配置、座席定員は44名、立席定員は90名の合計134名。
ワンマン機器として自動両替機能付料金箱2台、整理券発行器2台、液晶式運賃表示器2台、扉予告チャイム6ヵ所、LED式戸開閉予告灯6ヵ所を設置した。
吊手は身長差により握りやすくするために2段式の吊手を採用した。
2019年3月2日に営業運転を開始、水海道~取手駅間を2両編成で1往復した。
取材日・取材場所:2019年3月2日 水海道車両基地
【取材協力:関東鉄道】