福井鉄道は、2023年春に運行開始の福武線新型車両F2000形「FUKURAM Liner(フクラムライナー)」を報道関係者らに公開した。

F2000形「FUKURAM Liner(フクラムライナー)」の外観は直線を基調とした次世代のLRVを表現し、福井鉄道のコーポレートカラーであり、福井の青い空と緑の大地をイメージした青、緑、白のカラーリングが施された。車両はアルナ車両製で、超低床車両シリーズ「リトルダンサー」のうち、最大クラスの「タイプL」。制御方式はVVVFインバータ、ブレーキは回生ブレーキおよび発電ブレーキを採用し、およそ2割の消費電力削減を達成。



【F2000形「FUKURAM Liner(フクラムライナー)」の内装】
F2000形「FUKURAM Liner(フクラムライナー)」の座席シートは、沿線の水の張られた水田や日野川など、豊かな水資源をモチーフとして水の流れを感じさせる色柄を採用した爽やかなシートデザインとなっており、ロングシートを採用し、従来車両に比べ通路幅が広くなった。














【画像:伊藤岳志】
【取材協力:福井鉄道】