381系の特別展示が京都鉄道博物館でスタート、最初で最後の特別展示に初日は多くの人で賑わう<Photo report>

京都鉄道博物館において、特急「やくも」などで活躍した「381系電車」の特別展示が始まった。

京都鉄道博物館では、西日本旅客鉄道(JR西日本)の営業路線と繋がった引込線を活用して現役車両の展示などを行っており、12月12日からは2024年度で引退が決定している国鉄形最後の定期特急列車として活躍した「381系電車」を展示している。
展示しているのは、「381系電車」(クモハ381形、モハ380形、クロ381形)、クモヤ145形で、初代「スーパーくろしお」色のラッピングが再現されたほか、車内や運転台なども公開された。
また、12日には「幕回し」を実施、「通勤ライナー」や「普通」といった幕を見ることもできた。「幕回し」は13日にも実施する。
最初で最後の特別展示とあって、注目度も高いことから、初日は朝の開館時間から多くの鉄道ファンが駆け付けていた。

特別展示は17日まで、初代「スーパーくろしお」の車両ラッピングは16日まで実施する。