【西日本旅客鉄道】大阪駅(うめきたエリア)が開業、おおさか東線や特急「くろしお」などが停車しますます便利に<Photo report>

西日本旅客鉄道(JR西日本)は、2023年3月18日のダイヤ改正において、大阪駅(うめきたエリア)が開業した。

おおさか東線、特急「はるか」「くろしお」などが停車し、21番のりばに設置されたフルスクリーンホームドア、実証実験が開始となる顔認証改札機も使用開始となった。

ホームは地下2階に設置。2面4線21番のりば~24番のりばの配置となっており、21番のりばは関西空港・和歌山方面、新大阪・京都方面の特急が停車。22番のりば・23番のりばはおおさか東線の列車が発着を行う。大阪駅~関西空港は47分で結ばれ約20分の短縮、大阪駅~和歌山駅は最速57分で結ばれ、約33分短縮された。
フルスクリーンホームドアは、列車名や発車時刻、号車案内等が表示され、列車が接近する際の注意喚起が表示される。3月18日当日は、世界初というフルスクリーンホームドアの動作に見学する人からも注目が集まった。
10時頃からは、21番のりばにおいて出発式を開催した。長谷川一明西日本旅客鉄道代表取締役社長、三津野隆宏西日本旅客鉄道近畿統括本部長ら関係者が出席し、テープカットなどを執り行い、10時33分、渡辺弘幸西日本旅客鉄道大阪駅長が出発合図を送り、特急「はるか」17号が大阪駅を出発した。

大阪駅の新たな玄関口として開業した地下ホームは、西日本最大のターミナル駅としての機能が強化され、平日は約238本が発着。約1,2000人の利用が見込まれる。

【出発式画像提供:西日本旅客鉄道(JR西日本)】