東京都交通局は、「路面電車の日」にちなんだ記念イベントを6月25日に荒川電車営業所で開催した。
2022年の開催は抽選で40名を招待し開催したが、2023年は240名に規模を拡大。昨年より参加人数を大幅に増やしての開催となったが、募集人数240名のところ約38倍の9099名の募集があったという。
「2023路面電車の日」記念イベントは、車両撮影会約20分、車両整備現場の見学約10分、合計30分のツアーを20名ごとに12回を開催し、その内2回は沿線4区(荒川区、北区、豊島区、新宿区)の住民を対象して行われた。
イベントでは、昭和28年から64年間にわたり活躍した7001号車を6年ぶりに公開。7001号車をはじめとする現役で活躍する3両(8501号車、9001号車、8901号車)のトップナンバーが並んだ。
また、車両の床下検査を行う場所の公開や実際の機器を展示した車両整備現場の見学、都電グッズと都営バスのグッズ販売、東京さくらトラムのマスコットキャラクター「とあらん」との記念撮影会など行われた。
【画像提供:東京都交通局】