【京都丹後鉄道】「タンゴ・エクスプローラー」のオマージュトレインが8月11日から運行開始へ

京都丹後鉄道を運行するWILLER TRAINSは、1990年~2011年に定期運行していたタンゴ・エクスプローラーを現存するKTR800形車両で再現した「TANGO EXPLORERオマージュトレイン」を、2023年8月11日から運行することを発表した。

「タンゴ・エクスプローラー」は、1次車が1990年、2次車が1992年に登場し、2011年3月までの約21年間、京都駅や新大阪駅から直通する特急「タンゴ・エクスプローラー」として運行していた。その後、2013年以降は臨時列車や団体列車として京都丹後鉄道沿線を走行。運行終了後も人気は衰えることなく、SNS等でも運行当時の写真と共に懐かしむ声や現車両の保存を望む声、「また乗りたい」「運行している様子を見たい」などといった声が多く寄せられたことなどから、京都丹後鉄道では「皆様の声にお応えしたい、感謝の気持ちをお伝えしたい」という思いから、「オマージュトレイン」の運行を決定したという。

オマージュトレインは、KTR800形車両を使用し、外装と内装で再現。ボディーカラーは、タンゴ・エクスプローラーと同じライトベージュメタリックのカラーで、ボディーラインは宮福線で親しまれた赤と緑を採用し、ボディー側面には「Revival homage」と記されたタンゴ・エクスプローラーのロゴを配置した。内装の一部の座席は当時実際に使用していた座席を移設。全ての座席には運行当時と同様の丹後ちりめんのシートカバーを設置した他、壁面には運行当時の走行写真を掲出した。

【「タンゴ・エクスプローラー」オマージュトレイン】
《運行日》2023年8月11日~終了時期未定(2年程度を予定)
《運行区間》西舞鶴駅~豊岡駅
《運行ダイヤ》「オマージュトレイン」イベントサイトにてお知らせ