神戸市交通局は、6月1日より北神急行電鉄新神戸駅~谷上駅間を市営化し、神戸市営地下鉄が引き継ぐにあたり、谷上駅において引継式を開催した。
辰馬秀彦北神急行電鉄代表取締役社長、久須勇介神戸高速鉄道代表取締役社長より久元喜造神戸市長に引継書が渡された。
引継式および記念臨時列車出発式には久元喜造神戸市長、辰馬秀彦北神急行電鉄代表取締役社長、久須勇介神戸高速鉄道代表取締役社長、寺田信彦神戸電鉄代表取締役社長、野澤和行国土交通省近畿運輸局長、荒木一聡兵庫県副知事、安達和彦神戸市会議長、岸田泰幸神戸市交通事業管理者が出席した。
記念臨時列車は6000形新型車両を使用、医療の最前線でたたかう全ての人への感謝を込めての行先表示を青色にする「#Light It Blue」を5月18日から実施しており「開業記念」と表示した。
11時15分、戸出眞治神戸市交通局谷上駅長の発車指示により6000形車両記念臨時列車が発車、出席者が出発を見送った。
北神急行線市営化を記念して谷上方、西神中央方と違うデザインのヘッドマークを全車両に掲出して運転。
市営化に伴い、料金の改定を実施、谷上駅~三宮駅間は550円から280円と値下げをした。
【取材協力:神戸市交通局】 新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から「引継式」は報道機関向けとして実施した。