2026.01.09
Photo report
News TRAINS編集部
【近畿日本鉄道】「1A系」をお披露目 1月16日にデビューへ 名古屋線では28年ぶりの新形式<Photo report>
近畿日本鉄道は、名古屋線・山田線・鳥羽線および大阪線で運行を開始する新型一般車両「1A系」を報道関係者向けに1月9日にお披露目、試乗会を実施した。
放送関係者向けに行われた試乗会は、名古屋駅から名古屋線を走行し、塩浜駅を折返し富吉駅まで運転された。
新型一般車両「1A系」は、どんな車両なのか。News TRAINS編集部では写真でお届けする。
■新型一般車両「1A系」とは
名古屋線・山田線・鳥羽線および大阪線で運行を開始する車両で、名古屋線では28年ぶりとなる新型一般車両として導入される。新型一般車両「1A系」は、2024年10月から運行を開始した「8A系」をベースに新造した。名古屋線では、新形式の一般車両は5800系以来28年ぶりに導入される。
■新型一般車両「1A系」の外観
新型一般車両「1A系」は「8A系」とほぼ共通だが、「伝統の赤」を基調とした外観の「8A系」に対し、「1A系」は「青色」「白色」のツートンカラーを採用、近鉄らしさを継承しながらも、これまでの「赤色」とともに新しい近鉄のイメージを創っていく外観とした。
■新型一般車両「1A系」の車内
車内も「8A系」と同様、ベビーカーや大型荷物を持ち込む利用者も着席して過ごせるスペース「やさしば」を、車両中央の乗降扉付近に1両あたり2か所設置。キャリー バッグ・やスーツケースなどのキャスターのひとつを掛けて荷物を動きにくくするストッパーを設置した。
また、利用状況に応じてロングシートとクロスシートの切り換えが可能な「L/C シート」を採用し、1両のなかでロングシートとクロスシートを混在して配置することも可能に。夏期や冬期の車内保温のため駅に長時間停車する際に個別に扉の開閉ができる「扉個別開閉スイッチ」を採用。名古屋線と大阪線の一般車両としては初だという、バリアフリー対応の多目的トイレを設置した。長時間乗車する利用者の利便性向上を図ったという。
車端部は優先席を設置し、バリアフリー対応の車いすスペース「フリースペース」を各車両に1カ所設置したほか、扉上に42インチの大型液晶ディスプレイを設置し、運行情報などを多言語で表示、広告などを放映する。
車内防犯カメラも1両あたり4カ所、非常通話装置は1両あたり2箇所に備えられた。
■今後は
新型一般車両の導入により、おもに昭和40年代製の車両の置き換えを進める計画としている。「1A系」は1月16日から運行を開始し、名古屋線または大阪線から山田線・鳥羽線へ乗り入れて運行する。また、2025年度は名古屋線へ4両編成3本 計12両、大阪線へ4両編成8本 計8両を導入。2026年度には「1B系」を3両編成3本 計9両の導入を予定する。
【取材協力:近畿日本鉄道】