近畿日本鉄道は、特急「ひのとり」の運行について、全列車を再生可能エネルギー由来の電気に切り換えて7月1日から運行をを行うことを発表した。
日本政府が掲げる2050年までに温室効果ガスの排出を全体として実質ゼロにする、「カーボンニュートラルを目指す宣言」の達成に向け行うもので、特急「ひのとり」全列車 平日40本、土休日40本の運行に必要な電気を実質的に再生可能エネルギー由来の電気に切り換えることで、年間で約4,000tのC02排出量を削減することができ、特急「ひのとり」全列車のCO2排出量が実質ゼロで運行することができるとしている。
■実質的に再生可能エネルギー由来の電気を導入する仕組み
すべての特急「ひのとり」の運行に係る使用電力量相当分に、関西電力「再エネECOプラン」、および中部電力ミライズ「Greenでんき」という非化石証書を活用した実質的に再生可能エネルギー由来の電気供給プランを適用することで、実質的にすべての特急「ひのとり」の運行がCO2排出量ゼロとなる仕組み