東急電鉄は、2023年1月に惜しまれつつも引退した8500系について、4両編成化の上で臨時列車として運行することを目指し、動態保存として復活することを発表した。
復活するのは、8500系の中でも最後まで活躍した8637編成。4両編成化を行い、8500系のシンボルでもある両先頭車の正面と車両側面の帯に8637編成のオリジナルである青帯、8500系で採用されていたコーポレートカラーを採用する。
東急電鉄は、復活に至った経緯として、利用者や鉄道ファンから引退を残念に思う声が寄せられたこと、東急電鉄最後の直流モーター車であり職員への技術伝承に活用できること、多客時やイベント時の運行にも活用できることなどから復活に至ったという。
運行開始時期は2024年秋頃を予定。多客期やイベント時の臨時列車、団体臨時列車として、大井町線(大井町~溝の口間)、田園都市線(二子玉川~長津田間)、こどもの国線で運行を予定する。
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