2024.12.13
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News TRAINS編集部
【西日本旅客鉄道】2025年春に特急「まほろば」が定期運行化へ 車両の内外装に奈良の魅力を表現したリニューアル車両の導入も
西日本旅客鉄道(JR西日本)は、大阪・新大阪~奈良間を土休日に臨時列車として運行している特急「まほろば」について、 2025年3月15日から定期運行を開始することを発表した。
また、2025年4月からはリニューアル車両がデビューすることも併せて発表された。
特急「まほろば」は、大阪・新大阪~奈良間をおおさか東線経由で結ぶ特急列車で、12月現在は土休日の臨時列車として運転している。JR西日本は、2025年3月15日のダイヤ改正において、特急「まほろば」を土休日に定期的に運転する列車とする。
また、定期列車化にあわせリニューアル車両を投入する。3両編成2本を順次投入する。デザインは、なら歴史芸術文化村(奈良県知事公室万博推進室兼務)の松本耕士氏の協力の下、GKデザイン総研広島が監修した。
■ロゴマーク
唐草文様をモチーフとし、鹿や金魚、大和野菜など奈良らしい要素を組み込んだデザインとした
■リニューアルコンセプト
『古事記に「国のまほろば(素晴らしいところ)」と謳われ、古くから大陸の異文化をとりいれながら、多様性を受容してきた奈良は、今なお、その面影をとどめています。この世が、安寧(あんねい)の楽園となることを想い、その文化を万世(万葉)へと守り続けてきた悠久の時間。奈良を体現する 2 つの魅力「安寧」と「悠久」を新生特急「まほろば」に込めました。』
■第1編成「安寧」(あんねい)