東武鉄道は、「SL大樹小江戸とちぎ」を1月25日に特別運行した。
また、出発時には、JR両毛線のホームに停車するディーゼル機関車DE10 1705号機のそばで、三輪 佳子 東日本旅客鉄道新前橋駅長が手を挙げ、駅員がメッセージボードを掲げ、「SL大樹小江戸とちぎ」を見送る姿も見られた。
「SL大樹小江戸とちぎ」は、クラブツーリズムが募集したツアー列車として運転。ツアーに参加した参加者30名と抽選で選ばれた栃木市民64人が乗車し、下今市駅までの旅を楽しんだほか、車内では「江戸宿場町」をテーマに、鬼怒川温泉の観光施設でもある日光江戸村と連携し、栃木名産を使ったお弁当の提供や江戸時代の庶民の扮装をした役者や大道芸人による車内イベントなど、栃木市や日光・鬼怒川エリアのPRを実施した。
また、当日は、「SL×DL とちぎ鉄道フェスティバル」が開催され、栃木駅では観光物産品の販売や農産物の販売、東武鉄道こども制服着用体験などが行われたほか、JR岩船駅では東日本旅客鉄道前橋統括センターが企画、沿線自治体やソースに関連する企業とグルメが集合したソースイベント「ソース×リョーモー ソース新年祭」が開催され、「ソース新年祭」には約1,100人が来場した。
【取材協力:東武鉄道・東日本旅客鉄道(JR東日本)高崎支社】