京王電鉄は、3月15日に京王線・井の頭線でダイヤ改正を実施することを発表した。
座席指定列車「京王ライナー」は、利用ニーズの高い平日の朝に2本、土・休日の夕夜間に橋本行きを3本増発。平日京王多摩センター始発新宿行を橋本始発に変更する。
また、平日ダイヤでは初めて、朝間 上り・夜間下りと土・休日朝間下りに新宿~高尾山口間で運行する京王ライナーを新設。高尾線沿線の利便性や多摩動物公園・高尾山エリアへのアクセスの向上を図る。
そのほか、京王線の平日、朝間・日中時間帯の一部列車の種別の見直しを行い、速達性の高い特急・急行列車に変更するほか、日中の運行パターンを見直しをおこない特急列車の新宿~京王八王子間の最速所要時間を短縮する。また、ホーム・車内の混雑緩和の一環として、新宿を発車する優等列車を全て10両編成で運行する。
井の頭線では、平日朝間の急行列車を2本増発、土・休日日中時間帯の運行間隔を短縮し、列車を増発する。また、吉祥寺⇒渋谷の最速所要時間を改正前の約18分から最速約17分へと短縮する。
また、ダイヤ改正にあわせて、「こどもといっしょ割座席指定券」を通年発売に変更する。「こどもといっしょ割座席指定券」は、土休日の「Mt.TAKAO号」「京王ライナー」で利用できる割引指定券で、大人1人、小人1人の2席セットの座席指定券を、通常より320円割安の500円で発売している。これまでは期間限定での取り扱いだったが、3月15日以降は通年で利用が可能となる。