東京メトロ有楽町線と東武スカイツリーライン・伊勢崎線が相互直通運転に基本合意 豊洲から押上、北千住に直通

東京地下鉄(東京メトロ)と東武鉄道は、有楽町線延伸区間(豊洲~住吉間)と東武線の相直通運転について基本合意をしたことを発表した。

基本合意は、有楽町線延伸区間豊洲~住吉間から、半蔵門線住吉~押上間を経由し、東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線と相互直通運転するもの。相互直通運転をすることで、臨海副都心と東京・埼玉東武のアクセス性が飛躍的に向上し、所要時間の短縮や乗り換え回数の減少などを実現するとしている。

所要時間の短縮効果は、豊洲→春日部間で約8分、草加→東陽町間で約11分、豊洲→押上間で約8分を見込んでいるとのこと。また、日比谷線は7パーセント、千代田線では3パーセントの混雑緩和効果も期待できるという。

相互直通運転は、10両編成で実施を予定する。直通運転区間や運行計画については、東京地下鉄(東京メトロ)と東武鉄道間や相互直通ネットワーク各社と協議のうえ、改めて知らせるとしており、有楽町線延伸区間の開業は、2030年代半ばを予定する。