東急電鉄は、目黒線・新横浜線の「3000系」リニューアル車両の10月2日からの運転開始に先立ち、9月29日、報道関係者に公開した。
「3000系」は導入から約20年が経過した車両で、東急電鉄はリニューアルする計画を進めており、その第一弾、3000系3112編成がお披露目されました。



■「3000系」リニューアル車両の外観
「3000系」リニューアル車両のエクステリアデザインは、社内公募による86件の中から選定し、2020系シリーズのデザインを手掛けた丹青社による監修を経て決定したという。

エクステリアデザインは、2018年から導入する最新型の2020系シリーズと同様、コンセプトカラーである「INCUBATION WHITE」(美しい時代へ孵化する色)を基調に、車両の正面は、車両が微笑んでいるようなイメージとすることで、柔らかく親しみやすい雰囲気を持たせた。正面下部や側面に路線カラーをイメージしたグラデーションのラインを取り入れ、お客さまとの調和や、多様性、新しさ、美しさを表現した。
■「3000系」リニューアル車両の車内



また、車いすベビーカーの利用者やすべての乗客が利用しやすいようにフリースペースが増設されたほか、2弾手すりの追加、壁ヒーターのが設置されました。
■「3000系」リニューアル車両の今後

「3000系」のリニューアルは、今後8両13編成 計104両をを対象に実施するとしており、2027年度頃を目途に完了を予定する。
「3000系」リニューアル車両第一弾は、10月2日より営業運転を開始します。
【取材協力:東急電鉄】


