東武特急スペーシアが初めて海を渡る!「日光詣スペーシア」を台北駅で展示へ 

東武鉄道は、7月10日、台湾最大の駅である台北駅において、「日光詣スペーシア」の先頭車両を展示することを発表した。

これは、友好協定を結ぶ台湾鉄路(台鉄)との友好協定締結から2025年12月18日に10周年を迎えることを記念し展示するもの。「日光詣スペーシア」は、100系「スペーシア」の特別塗装編成で「日光東照宮四百年式年大祭」を記念して2015年に運転を開始した。

展示されるのは、トップナンバーでもある先頭車両「101-1号車」。「日光詣スペーシア」先頭車両(101-1)でコンパートメントを設置車両が台鉄に寄贈され、展示される。なお、東武鉄道は東武特急が海外に渡ること、さらに台鉄施設内において海外の車両が展示されることは、それぞれ初めてだとしている。

「日光詣スペーシア」の展示開始時期は、2025年度冬季を予定し、台北駅の東三門付近に展示を予定する。両社はこのほか、友好協定締結10周年記念事業として、相互プロモーションや、SLを軸とした事業に基づく各種交流も検討しているとしている。