東武鉄道は、8000系8577編成について、蔵王ロープウェイ蔵王山麓駅において展示をすることを発表した。
東武8000系は、1963年にデビュー。今回展示される8577編成は、昭和30年代の通勤車両標準色を復刻した特別塗装編成として、7月まで亀戸線と大師線活躍していた。
東武グループの1つである蔵王ロープウェイでは、12月から3月の期間において、観光スポットである樹氷やウインタースポーツを目的に多くの利用者が訪れるという。両社は、8577編成を蔵王山麓駅駐車場に展示することで、冬季繁忙期の混雑時は、ロープウェイ乗車待ちの利用者に車内を見学できるスペースとすることで、乗客の環境改善を図るとしている。また、冬季繁忙期以外は、8577編成を活用したイベントを開催し、利用者に楽しめる企画を実施していくとしている。
8000系8577編成は、10月23日から蔵王ロープウェイ蔵王山麓駅駐車場において展示を開始する。


