富士山麓電気鉄道は、富士急行線の新車両「絶叫戦隊ハイランダー号」を10月24日より運行を開始する。
富士山麓電気鉄道は、富士急行線の新車両として2024年12月に東日本旅客鉄道(JR東日本)より205系電車3両を譲受し、改造などの準備を進めていた。
今回、その準備が完了したことなどから運行を開始することを発表した。
205系は車両形式が6000系系(クモハ6703-モハ6803-クハ6753)に変更に。富士急ハイランドのやる気のない公式ヒーロー「絶叫戦隊ハイランダー」をモチーフにした電車「絶叫戦隊ハイランダー号」としてデビューする。

デザインは、富士山や富士急ハイランドなど、観光やレジャー施設を結ぶ富士急行線本来の魅力に加え、絶叫戦隊ハイランダーの「寝転がる」「お腹を抱える」といった様子や、車内のドアなどにもハイランダーにちなんだ仕掛けを施し、ハイランダーの戦隊ヒーローらしからぬ、コミカルな車内で利用者に楽しんでもらえる電車に仕上げたという。
また、運行開始日には河口湖駅において出発式を開催。式典には富士急ハイランドの公式ヒーロー「絶叫戦隊ハイランダー」が1日特別車掌として登場し、出発式終了後にはハイランダーが車内に登場し富士急ハイランド駅までの区間、乗客と一緒に乗車する。
富士急行線の新車両6000系「絶叫戦隊ハイランダー号」は、富士急行線大月~河口湖間において、10月24日河口湖駅11:18発(普通大月行)から運行を開始する。
【画像:富士山麓電気鉄道プレスリリース】


