【東武鉄道】東武アーバンパークラインの新型車両「80000系」がデビュー <Photo report>

東武鉄道が東武アーバンパークライン(野田線)に導入した新型車両「80000系」が3月8日にデビューした。

東武アーバンパークライン(東武野田線)には、2013年に60000系を導入、2013年以来の新型車両導入となる80000系。車両のコンセプトは、『東武グループが掲げる「人にやさしく 人と地域が共に輝きつづける社会」の実現を念頭に、子育て世代に優しい車両』。小さなこどもやその家族が快適に過ごすことができるよう車両構造としている。また、車内の一部箇所に『たのしーと』というスペースを設置、子ども部屋をイメージしたわくわくする内装を表現、車外にも同様の水玉模様をデザインしている。『たのしーと』はベビーカーの利用者が隣で着席できる座席配置としており、子ども連れの利用者に配慮した作りとなっている。

おおくの期待が込められた「80000系」が3月8日、ついにデビューした。80000系は、9時23分頃に野田市駅1番線ホームに入線。車両には「80000系 DEBUT!」のヘッドマークが掲出された。

デビューを記念した出発式は、元バトミントン日本代表選手で2児のママでタレントの潮田玲子さん、鈴木孝郎 東武鉄道取締役常務執行役員 鉄道事業本部長、今村繁野田市副市長、清水昇野田市駅長が出席し、野田市駅で執り行われた。

潮田玲子さん、鈴木孝郎 東武鉄道取締役常務執行役員 鉄道事業本部長、今村繁野田市副市長によるテープカットを執り行ったあと、潮田玲子さん、今村繁野田市副市長、清水昇野田市駅長が出発合図を送り、80000系は南栗橋車両管区七光台支所へ向け出発した。

なお、デビュー記念となる一番列車はクラブツーリズムによるツアー専用の臨時列車として運行、3月9日より営業運転を開始する。

また、東武アーバンパークライン(東武野田線)では、3月8日より5両編成での運転を開始。現在運行する60000系を6両編成から5両編成へと改造、5両編成による運転を順次開始する予定としている。

【画像提供:鉄道企画】
【取材協力:東武鉄道】