西武鉄道は、「新型レストラン列車」を導入することを発表した。

新型レストラン列車は、001系「Laview」をベースとした設計で新造し、「Laview」と同様、妹島和世建築設計事務所がデザインを手掛け、「大きな窓からの西武線沿線の風景を背景に、家族やお友達など親しい人との食事のひとときが引き立つ、特別な時間を味わえる車両」を目指すとしている。
車両は、Laviewの特徴である「やわらかく風景に溶け込むデザイン」をベースとしつつ、さらに進化した鏡のように輝く車両は、沿線の魅力を映し出すものとし、内装はやわらかな印象を感じられるよう、グレーを基調としたトーンとし家具をデザイン。大きな窓から、沿線の風景を楽しめるものとする。

車両は4両編成で、先頭車両(1号車)には、西武鉄道では初めて8名程度の個室を1部屋設ける計画で、1・2・4号車を客席車両、3号車を厨房車両とする。



新型レストラン列車は、2028年3月に導入を予定。池袋線・新宿線・西武秩父線などで臨時列車として金曜・土休日を中心に、年150日程度の運転を予定する。

西武鉄道では、2016年4月から「西武 旅するレストラン『52席の至福』」を運転しており、2026年4月に運行開始10周年を迎える。
なお、新型レストラン列車がデビューする2028年3月以降の「52席の至福」の運行形態については未定としており、決まり次第発表するとしている。
【「新型レストラン列車」画像提供:西武鉄道】


