モバイルSuica・モバイルPASMOでコード決済サービス「teppay」を提供へ　モバイルSuicaでは2026年秋に

東日本旅客鉄道（JR東日本）・㈱パスモ・PASMO協議会は、Suica・PASMOのコード決済サービス「teppay」を2026年秋から提供開始することを発表した。

「teppay」は、モバイルSuica・モバイルPASMOで利用できるコード決済サービスで、両アプリがあれば新たにアプリをダウンロードや登録をすることなくコード決済サービスを利用できるようになる。

コード決済では、従来のモバイルSuica・モバイルPASMOにおける交通系IC残高の上限額（2万円）を超える買い物が可能となるほか、teppayにビューカードを連携すると、チャージ不要で買い物が可能となる。利用できるのは、teppayマークがある店舗のほか、「Smart Code」が利用可能な全国160万か所以上の店舗。決済時にはteppayポイントが付与される。

「teppay」でのサービスではそのほか、teppay残高を家族や友人に送金・受け取る機能や、teppay残高残高から交通系IC残高へのチャージ、モバイルSuica・モバイルPASMO定期券の購入も可能になるほか、オンライン決済機能としてteppay残高をインターネットでの買い物で利用可能な「teppay JCBプリカ」をアプリ内で発行できる機能、自治体が発行するプレミアム商品券やキャッシュレス還元事業などに活用できる機能で地域限定バリュー「バリチケ」の利用が可能になるとしており、地域内への移動・消費の活性化を目指すとしている。

コード決済サービス「teppay」は、モバイルSuica・モバイルPASMOのアップデートにより提供を開始し、モバイルSuicaは2026年秋から、モバイルPASMOは2027年春に提供を開始を予定する。