【しなの鉄道】115系S11編成が「新長野色」に!一方で、S1編成「しなの鉄道色」とS9編成「スカ色」は引退に

しなの鉄道は、同社で活躍する115系のプロジェクト「プロジェクト115」について、新たな発表を行った。

しなの鉄道は、2023年度から人気の国鉄車両「115系」をモチーフとしたプロジェクトを実施しており、新たな発表では、完全引退まで残り約2年半となる今年末に115系S11編成について塗色変更を実施することを発表した。

しなの鉄道は、1997年の開業時から東日本旅客鉄道(JR東日本)より引き継いだ115系が活躍。ただ、115系が1963年に登場した車両で、近年は老朽化が進んでいることから、SR1系による置き換えが進められている。

115系S11編成は、これまでアニメ「Turkey!」のラッピング車両として運行。今回、この編成を「新長野色」に塗色変更するという。「新長野色」は、1990年代から長野エリアを走る115系に採用されていたカラーリングで、爽やかなブルーとグリーンの帯が印象的な車両として人気を博した。しなの鉄道では、115系S11編成「新長野色」復活にともない、2026年1月に記念列車の運行を計画しているという。
またあわせて、115系2本の引退を発表した。引退するのは、S1編成とS9編成の2本。S1編成はしなの鉄道オリジナルカラー、S9編成は「横須賀色」(スカ色)塗装が施されている。

2本は2026年3月に引退、2026年2月には「ラストランイベント」を開催するとしている。

しなの鉄道で活躍する115系は、2028年には全編成がその役目を終える予定です。

【画像:しなの鉄道】