四国旅客鉄道(JR四国)は、ハイブリット式ローカル車両「3600系」量産先行車の完成について発表した。
老朽化したローカル気動車の置き換えとして制作を進めており、現在のディーゼルエンジンを動力源とする方式ではなく、JR四国としては新方式となるハイブリット式を採用した。
車両形式は「3600系」。2両編成で車体にはステンレス銅製を採用した。エクステリアデザイン、四国の海や空をイメージしたライトブルーを配色するほか、空から海や川面に降りそそぐ光を表現し、ライトブルーを縁取るゴールドのラインを加えている。量産先行車には、「SHIKOKU Hybrid Vehicle 3600」の表記、きらめきの雫をあしらった、特別仕様となっている。



「3600系」は、量産先行車2両1編成2本を導入。徳島運転所に配置し、2026年1月から性能確認などの走行試験を行い、6月の営業運転開始を目指して教育・訓練などを実施するとしている。なお、量産車は、2027年度から順次導入を予定し、「3600系」は量産先行車を含め、計35本70両の導入を予定する。
【画像:四国旅客鉄道(JR四国)ニュースリリース】







