【東武鉄道】C11形325号機がSL大樹として運転を開始 鬼怒川温泉駅で出発式を開催

東武鉄道は、真岡鐵道で運転され、芳賀地区広域行政事務組合から譲渡したC11形325号機が東武鬼怒川線にてSL大樹として12月26日より運転を開始した。

運転開始を記念してSL大樹1号出発の際は下今市駅において出発式を開催、SL大樹2号出発の際、鬼怒川温泉駅において出発式を開催した。

鬼怒川温泉駅駅前広場ではC11形325号機が営業運転を開始して初めて転車台に入線するのに合わせて「SL大樹特別イベントご招待キャンペーン」招待者5名によりテープカットを行った。

10時5分、下今市からのC11形207号機けん引SL大樹3号が2番線ホームに到着し、C11形325号機とC11形207号機が顔を合わせるシーンが見られた。

SL大樹2号出発の際は3・4番線ホームで出発式を開催、出発式では廣長正義東武鉄道東武日光駅管区副管区長、筒井巌日光市議会議員、庄田哲康鬼怒川・川治温泉旅館協同組合理事長、沼尾道夫鬼怒川温泉駅前商店会会長の4名によりテープカットを行った。

11時10分、廣長正義東武日光駅管区副管区長による出発指示合図を送り、鬼怒川温泉駅を出発した。

運転開始日から年末年始時期を中心に2021年1月11日までの8日間はSL2機体制により運転する。

SLを2両使用した特別運転日のヘッドマークは通常のヘッドマークとサブカラーヘッドマークの2種類を使用する。

【取材協力:東武鉄道】