横浜市交通局は、5月2日より市営地下鉄ブルーラインに運転開始する新型車両「4000形」を報道関係者向けに公開した。
外観デザインは「横浜のイメージ」や「横浜らしさ」を抽出し、「海辺の先進的な都会感」をコンセプトとして位置づけ、凛とした佇まいとスピード感を感じさせるデザインとした。
先頭車両は従来のブルーラインの面影を残しつつ、全体的に平面や直線のエッジを際立たせた構成としている。
インテリアデザインはブルーラインのシンボルカラーであるブルーの床面、壁面をグレーとし、出入口には注意喚起色であるイエローを配置した室内カラーリングとした。
座位置が分かりやすいバケットシートはそのままに座席幅を従来の470mmから480mmに拡大するとともに座面の材質を見直したことで座り心地を向上させ、シート端部の袖仕切りを大型化した。
セキュリティー向上を目的として車内防犯カメラを1両あたり3台設置、車両間の貫通扉はガラス製とし衝突防止対策とし、車内抗菌を実施している。
新型車両4000形は2023年度までに全8編成を導入、最も古い形式である3000A形車両(28年経過)に代わる車両として導入し、5月2日に営業運行を開始する。
【取材協力:横浜市交通局】