近畿日本鉄道は、海遊館が開業30周年を迎えることを記念してラッピング列車「海遊館トレイン」を4月2日、報道関係者に公開した。
「海遊館トレイン」は5800系6両1編成でロングシートと回転式クロスシートに変更される「デュアルシート」を配置した車両。
外観は海の生き物を淡い色合いで描き、開業30周年を祝う「くす玉」の形をイメージしたモチーフを白を基調とした車体に展開した。
車内装飾は、リボンテープを使用してカラフルなイソギンチャクをイメージ、リボンテープの合間からはカクレクマノミが顔を覗かせる。
ドアまわりは子どもたちの目線に合わせた高さに海や生き物に関連するポエムやくす玉イメージを展開した。
ドア横のポスター「海のアート作品」は海の部分はレジン、砂は本物を使用、一作品ごと手作りで表現した。
5403(M)の車内に貼付した「弱冷房車」の表示。
床面は海遊館の生き物やメッセージを添えたイラストを施した。生き物のイラストには実際の写真から型どりをした足跡が描かれている。
5800系(L/C)阪神電気鉄道乗り入れ対応車。
5803(Mc)
5703(T)
5603(M)
5503(T)
5403(M)・弱冷房車
5303(Tc)
4月3日より近鉄奈良駅から神戸三宮駅間で約1年間運転する。
【取材協力:近畿日本鉄道】