東武鉄道は、2023年に導入する特急スペーシアの新型車両について、インテリア&シートバリエーションが決定したことを発表した。
N100系は、1990年にデビューした100系「スペーシア」の後継車両で、6両固定編成24両を導入する。
車両コンセプトは「Connect & Updatable~その人、その時と、つながり続けるスペーシア~」で、鉄路がつなぐ物理的なつながりに留まらず、様々な情報やサービスを更新し提供することで、車両に乗り込んだ瞬間から、お客様それぞれにとって「自分だけの最適な日光・鬼怒川エリア」へとつながることができ、幾度も訪れたくなる特急を目指す。
コンパートメントルームは、6号車に設置。コの字型ソファーや可変テーブルを設置する定員4人のコンパートメントのほか、浅草方面運転台の直後には「コックピットスイート」を設定。プライベートジェットをイメージした「走るスイートルーム」をコンセプトとした私鉄最大となる11平方メートルの個室空間で、最大で7人まで利用できる。
N100系の導入時期は、2023年を予定し、東武スカイツリーライン・日光線・鬼怒川線の浅草~東武日光・鬼怒川温泉間にて運転。車両愛称は未定となっており、料金や運行概要については後日発表される。
【画像提供:東武鉄道】