【鉄道友の会】2022年ローレル賞が決定

鉄道友の会は、東京地下鉄(東京メトロ)17000系と18000系および京阪電気鉄道3000系プレミアムカーをローレル賞(優秀車両)に選定した。

ローレル賞の東京地下鉄(東京メトロ)17000系と18000系は、サービス設備や搭載機器のレベルアップを積み重ねた点、2系列を基本仕様の共通化による取扱い、メンテナンスの共通化を最大化するとともに、投入線区の独自性の両面を実現したことを評価し、ローレル賞に選定した。

東京地下鉄(東京メトロ)では、前身の営団地下鉄を含めると、1972年の千代田線6000系、1985年の銀座線01系、2011年の千代田線16000系に次いで4度目の受賞となる。

17000系は2021年2月21日に運転を開始、全21編成の投入が完了。18000系は2021年8月7日より営業運転を開始、2022年度は5編成投入し、2025年度に全19編成が揃う予定となっている。
ローレル賞の京阪電気鉄道3000系プレミアムカーは、時代に呼応した幾多の細やかなサービスを提供してきた京阪特急の系譜を引き継ぎ、通勤・観光のあらゆるシーンにおいて、瀟洒(しょうしゃ)で心地よい移動空間を楽しむことができる、風雅な趣のある車両であり、その完成度の高さを評価し、ローレル賞に選定した。

京阪電気鉄道では、1984年6000系車両、2009年3000系車両に続く3度目の受賞となる。

3000系は、車両全編成8両6編成の6号車で2021年1月31日に運行を開始した。