西日本旅客鉄道(JR西日本)は、近年の訪日外国人旅客の増加に伴い、空港アクセスを担う特急「はるか」の増結用となる新型車両271系を2019年7月10日、近畿車輛において報道関係者に公開した。
特急「はるか」は主に6両編成にて運転しているが新型車両を投入することで座席数を約1.5倍にすることが可能となる。3両編成を併結して9両編成として運転をする。
前面貫通路扉腰部は折り曲げインバースラインを持たせ、現行の「はるか」のダイナミックで滑らかなフォルムを表現している。
インテリアデザインは現行の「はるか」の華やかさと落ち着き、上品さを受け継ぐカラープランとしている。
大型ディスプレイ21.5インチ2台を搭載し、停車駅案内等の日英中韓4カ国語での案内を行う。西日本旅客鉄道(JR西日本)の在来線特急では初となる防犯カメラを搭載した。
西日本旅客鉄道(JR西日本)の在来線特急では初となる全座席へコンセントを設置した。
セキュリティ確保のため客室内に荷物置き場を設置した。
取材日・取材場所:2019年7月10日 近畿車輛
【取材協力:西日本旅客鉄道(JR西日本)】