【京都鉄道博物館】「京都」の魅力がつまった車両たちが初めて集合!「もうひとつの京都」ラッピングトレインを特別展示中<Photo report>

京都鉄道博物館は、西日本旅客鉄道(JR西日本)の営業路線と繋がった引込線を活用し様々な現役車両の特別展示を行っており、2月22日からは「海」「森」「お茶」「竹の里・乙訓」各エリアのラッピングトレインの特別展示を行っている。

特別展示の開始前には、財剛啓 西日本旅客鉄道近畿統括本部京滋支社長、城市孝志 京都鉄道博物館副館長ら関係者と京都鉄道博物館公式キャラクター「ウメテツ」、京都府広報監「まゆまろ」が出席し、入線セレモニーを執り行った。

ラッピングトレインは、各エリアで活躍する「海の京都トレイン」「お茶の京都トレイン」「森の京都QRトレイン」の特別展示と車内の公開を期間限定で行うもので、2月22日からは、「海の京都トレイン」「お茶の京都トレイン」の特別展示が始まった。

「海の京都トレイン」は、京都丹後鉄道の海沿いの区間宮津線を運行する車両で、KTR801車両に京都北部の魅力がつまった「海の京都」をイメージ。

「お茶の京都トレイン」は、JR関西本線 加茂駅~亀山駅間を運行する車両で、キハ120系に「茶畑」「茶摘み衣装」「茶道具」をモチーフに制作した3種類の柄を車両全体に散りばめたデザインした。

「海の京都トレイン」「お茶の京都トレイン」の特別展示は、本館1F「車両のしくみ/車両工場」エリアで26日まで。

また23日から、扇形車庫エリア付近で「森の京都QRトレイン」の展示を行う。「森の京都QRトレイン」は、主にJR嵯峨野線 京都~胡麻間を運行する車両で、223系に「森の京都」のコンセプトカラー、茶・黒・金を使い、エリアを代表する花・木・鳥をモチーフにした柄をデザイン。内装には、森の京都エリアの伝統工芸や暮らしに着目したデザインで統一し、車内に散りばめたQRコードを使って、「森の京都」に関する様々な情報を発信を行っている。「森の京都QRトレイン」の特別展示は25日まで。

また、イベントにあわせ「海の京都トレイン」のグッズを23日~25日、「森の京都QRトレイン」公式グッズを27日まで販売を行う。