東武鉄道は、東武アーバンパークライン(東武野田線)に2025年から新型車両80000系を導入することを発表した。
東武アーバンパークライン(東武野田線)には、2013年に60000系を導入しており、2013年以来の新型車両導入となる。
80000系は、東武グループが掲げる「人にやさしく 人と地域が共に輝きつづける社会」の実現を念頭に、子育て世代に優しい車両をコンセプトとしており、小さなこどもやその家族が快適に過ごすことができるよう車両構造にコンセプトを掲げた。
環境面においては、本格搭載として私鉄初となる「同期リラクタンスモータ」を採用した車両推進システム「SynTRACSR」とリチウムイオン二次電池「SCiBTM」とSIV装置を組み合わせた車上バッテリシステムを搭載。消費電力を8000系と比べ40%以上削減し、高い省エネ性能と低騒音性により、環境負荷低減を実現するとしている。
また、現在運行している60000系は、6両編成から5両編成へと化改造を実施し引き続き東武アーバンパークラインで使用。5両編成に改造する際に派生する1両は80000系に転用する。80000系は、全25編成125両の導入を予定しており、うち18編成は4両を新造し、1両を60000系からの転用車両を活用することで5両編成を構成する予定としている。
80000系は、2025年春以降に順次導入する。
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【画像提供:東武鉄道】