東急電鉄は、東横線で運行している有料座席制指定サービス「「Q SEAT」について、利便性向上と利用状況を鑑み、一部サービスを変更することを発表した。
有料座席制指定サービス「「Q SEAT」は、2018年から大井町線と田園都市線においてサービスを開始した。東横線では2023年8月よりサービスを開始。平日の夕夜間に5050系のうち、一部列車(10両編成)の4号車・5号車で座席をロングシートからクロスシートに転換し、急行列車を対象に渋谷発 元町・中華街行きで運行していた。
東急電鉄では、今回の変更で、1日5本の運行から2本増発し、合計1日7本に増発。サービスの提供時間帯の拡大を行う。新たに18時35分発と19時05分発を設定し、従来の19時35分発以降の提供だったのを設定時刻を繰り上げる。
また、これまでは10両編成のうち4号車・5号車を座席指定車両としてサービスを提供してきたが、今回対象車両を削減する。一部列車の5号車のみでのサービス提供とする。
「Q SEAT」のサービス提供車両2両では、「Q SEAT」を示すラッピングを施しているが、4号車のラッピングはそのままに列車指定券なしで利用できる一般車両として扱う。