東武鉄道は、鉄道友の会が選定する「2024年ブルーリボン賞」(最優秀車両)を新型特急車両N100系「SPACIA X」が受賞したことを発表した。
東武鉄道では、1991年に100系「スペーシア」が受賞して以来33年ぶり2度目の受賞となる。
選考委員会は、「N100系は、同社のフラグシップ車両に相応しい存在感溢れる外観フォルム、現代トレンドと江戸・日光の歴史文化を融合させた秀逸なデザイン、多彩なバリエーションを誇る機能美に優れた客室設備、最新および実績のある機器類をバランスよく配し、安定した走行・運用を実現するなど、多くのファクターが高い水準でまとめられた車両であり、会員からも高い支持を得たことからブルーリボン賞に選定しました」とコメント。
東武鉄道も受賞に際しての喜びのコメントを発表した。
「N100系については、「Connect&Updatable」をコンセプトに、従来の100系「スペーシア」がこれまで築き上げてきた伝統やブランド・イメージを維持・継承しながら、より進化した上質なフラグシップ特急を目指し製作した車両となっております。今回、こうしたデザイン性や機能性、多様性等をご評価いただけたことを大変嬉しく感じております。また、スペーシアとしては、2代続けて受賞できたことについても嬉しく感じております。今後につきましても、お客様の快適性・利便性向上のために、引き続き取り組んでまいります。」とコメントした。
東武鉄道の新型特急N100系「SPACIA X」は、2023年7月15日から運行を開始し、東武スカイツリーライン・日光線・鬼怒川線 浅草~東武日光・鬼怒川温泉駅間などで運行、活躍している。