小田急電鉄は、5000形の「もころん号」のリニューアル編成を報道陣に公開した。
「もころん」は、小田急電鉄の子育て応援マスコットキャラクターで、2023年8月にデビュー。2023年11月29日から期間限定で、「広く沿線に子育ての見守り機運を醸成したい」という思いを込め、運転台から「もころん」が見守る「もころん号」を運転していた。今回、小田急電鉄は、「もころん号」を全面リニューアル。さらにパワーアップした「もころん号」の運行を6月4日から運行を開始する。
リニューアルした「もころん号」は、どんな車両なのか。News TRAINS編集部では写真でお届け!
■新しい「もころん号」の外装
リニューアルにより外装は、リニューアル前の両先頭部のみへのラッピングから、1編成(10両)の全面ラッピングへとパワーアップ。1号車~5号車は夕空。6号車~10号車は朝の空をそれぞれ基調としており、そのなかには様々なポーズをした「もころん」がデザインされた。
■新しい「もころん号」の車内
車内では、従来の中吊りやドア横、荷棚上の広告スペースジャックに加え、「もころん」一色にしていたところへ、さらに遊び心が加えられた。運転台の真後ろにスペース(乗務員室と客室の間)には大きな「もころん」と走る「もころん号」のイラストが。3号車の「小田急の子育て応援車」の貫通扉には大きな「もころん」がデザインされ、3号車の車いす・ベビーカースペースには「もころん」のイラストが施された。
もちろん、運転台からは「もころん」が見守ってるよ。
また、車両の外装や車内には「隠れもころん」が隠れている!?小田急線で「もころん号」に出会った際は、ぜひ探してみてください。
小田急電鉄は、『子育て応援担当「もころん」を中心に、お子さまと子育て世代の笑顔があふれる沿線を目指し、子育てを応援する取り組みのさらなる拡充に向けて、子育て応援ポリシーに賛同いただくパートナーとの共創も推進します』と話した。
【取材協力:小田原電鉄】