2024.11.07 ニュース News TRAINS編集部 【京王電鉄】2025年春から井の頭線において自動運転(ワンマン運転)の実証試験を開始へ 京王線では2030年代に導入 京王電鉄は、自動運転設備を活用したワンマン運転の実現に向けて、2025年春から井の頭線で自動運転の実証試験を開始することを発表した。 ≪自動運転(イメージ)≫ 井の頭線で試験する自動運転は、自動運転レベル「GoA2」と呼ばれる、運転士が乗務するタイプのもので、実証実験ではより高度な安全・安心に向けて、運転操作全般(加減速)を自動化、均質な運転を行うことで、定時性向上と省エネ効果を検証する。また、駅停車時に使用する定位置停止装置(TASC)にて停車精度を向上させ、ホームドア設置計画へ対応していく。また、実証実験の結果を京王線での自動運転化にも活用するとしている。 実証実験は、井の頭線1000系走行試験車両として使用し、井の頭線全線(営業キロ12.7km)で、回送列車において運転士と車掌が乗務した状態で昼間・夜間ともに実施する。