北海道旅客鉄道(JR北海道)は、「ノロッコ号」で運行している車両について、2025年度をもって運行を終了することを発表した。
「くしろ湿原ノロッコ号」は1989年から、「富良野・美瑛ノロッコ号」は1998年から運転をしており、現在の「ノロッコ号」に使用している展望客車は、大きな窓から入る自然の風を感じられる車両として、1998年~1999年に導入された。
JR北海道は、「ノロッコ号」を牽引する機関車が経年45年以上、客車が経年40以上が経過し、老朽化が進んでいることや使用部品の生産中止が相次いでいることなどを理由に、現行での「ノロッコ号」の車両(機関車+展望客車)としての運行を2025年度をもって終了することを決定したという。
今後の運行計画については、決まり次第お知らせするとしている。