四国旅客鉄道(JR四国)は、4月18日より運転を開始する予定であった観光列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けの ものがたり」を7月4日より運転を開始した。
「志国土佐 時代(トキ)の夜明けの ものがたり」は土佐流のおもてなしで楽しむ列車旅をコンセプトにした観光列車で2両編成全車グリーン車指定席(定員47名)の特急列車として高知~窪川駅間で運転する。
運転開始を記念して高知駅において出発式を開催した。コンコースでテープカット、くす玉開花が行われた。
12時4分、出発の合図を送り、観光列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けの ものがたり」は高知駅を出発した。
2両編成の「ものがたり列車」は幕末の歴史を象徴する「クロフネ」と、龍馬たちが水平の向こうに夢見た新しい時代の夜明けを連想させる「ソラフネ」、それぞれ異なる色使いで展開。星空から日が昇り、明るい青空になる情景を幕末の志士たちが夢見た日本の夜明けになぞらえ、さらに未来的なモチーフも入れ込んだ車両のデザインとした。