嵯峨野観光鉄道は、新たなトロッコ列車を2027年春に導入することを発表した。
新たに導入する観光列車は、牽引車と客車。天井や側面をガラス張りとした開放感のある車内とするほか、乗り心地の向上、座席間隔や通路幅を拡大、4か国語対応(日本語・英語・中国語(簡体・繁体)・韓国語)の車内表示器などの設置により快適性やサービスの向上を図る。また、グループで利用でき、一層自然を味わえる特別室の導入するという。安全性や安定性の設備面では、車体衝突時の安全対策のほか、モニター装置採用による異常検知・故障時の乗務員支援等に対応するとしている。
新たなトロッコ列車の導入により、現行の車両は2026年の営業運転をもって引退を予定する。