【東海旅客鉄道・西日本旅客鉄道】東海道・山陽新幹線のデッキ部の特大荷物コーナーが予約不要に 7月1日より施行的に

東海旅客鉄道(JR東海)・西日本旅客鉄道(JR西日本)は、東海道・山陽新幹線のデッキ部の特大荷物コーナーについて、7月1日より試行的に事前予約不要で利用できる荷物置場とすることを発表した。

東海道・山陽新幹線の車両16両編成のうち一部号車ではデッキ部に特大荷物コーナーを設置。原則として手回り品は荷物棚等への収納を呼びかかているが、昨今の観光等による利用の増加に伴い、試行的に実施するという。

デッキ部の荷物置場(現「特大荷物コーナー」)

現在、縦・横・高さの3辺合計が160cmを超え250cm以内の大きな荷物を持ち込む場合、「特大荷物スペースつき座席」または「特大荷物コーナーつき座席」の事前予約は必要だったが、試行期間中は「特大荷物コーナーつき座席」の設定しないことから「特大荷物スペースつき座席」のみ予約可能となる。

対象は東海道・山陽新幹線の全列車で、対象箇所は1編成あたり3・5・7・9・13・15号車の6箇所のデッキ部。実施期間は7月1日より当面の間実施する。

なお、特大荷物コーナーは7月1日より予約不要となる一方、同日以降は特大荷物の収納はできなくなる。JR東海とJR西日本は、「特大荷物」(縦・横・高さの3辺合計が160cmを超え250cm以内の荷物)を持ち込む場合は、「特大荷物スペースつき座席」を予約するよう呼び掛けている。