【東急電鉄】大井町線各駅停車用「6020系」5両編成をお披露目 7月2日から営業運転を開始へ<Photo report>

東急電鉄は、大井町線各駅停車用として導入する5両編成の「6020系」を報道関係者向けに6月20日にお披露目した。

現在、大井町線では、急行列車用車両の6000系と6020系、各駅停車用車両の9000系と9020系が活躍しており、このうち、各駅停車用車両の全てを置き換えるため、「6020系」5両編成を導入。今回お披露目されたのは、各駅停車用に製造された車両で、大井町線の各駅停車用車両としては、1988年に導入された9000系以来約37年ぶりの新型車両となる。

■「6020系」5両編成はどんな車両

「6020系」5両編成は、エクステリアデザインが急行用編成と同一のため、各駅停車用の5両編成であることを識別できるよう、先頭車前面には5両編成を示す「5CARS」ステッカー、車両側面ドア横には青色のステッカーが掲出された。
車両は急行用編成をベースとなるが、各駅停車に必要な機能や機器を搭載。車内についても、基本的には同一としているが、座席にはハイバック仕様を採用し、ドア上のデジタルサイネージと空気清浄機を搭載した。また、乗務員室においても、車両が「6020系」5両編成とわかるよう、5両を示すステッカーなどが掲出された。

■「6020系」5両編成の今後
「6020系」(5両編成)は、今後、18編成計90両が2025年から2027年頃にかけて順次導入される計画だ。また、今回、営業運転を開始する第1編成(6151編成)には、大井町線の乗務員がデザインした記念ヘッドマークステッカーを掲出。2025年12月ごろまで掲出を予定する。第1編成(6151編成)は、7月2日から営業運転を開始する。

【取材協力:東急電鉄】