東武鉄道は、真岡鐵道で運行していた蒸気機関車C11形325号機の入札に応札し、譲渡契約に関する手続きがまとまり、7月30日に譲受することが決定した。
C11形325号機は12月の営業運転を開始を予定しており、複数機体制を整えることでC11形207号機が検査等により長期間運転できない場合でも年間を通してSL運転が可能になる。
今回の導入に合わせて東日本旅客鉄道(JR東日本)より譲受したDE101109ディーゼル機関車と北海道旅客鉄道(JR北海道)より譲受した14系客車スハフ14501を運用開始することで2編成での運転が可能となる。
今回譲受したC11形325号機は1998年に動態保存を開始、真岡鐵道で運転を行ってきた。2019年3月に芳賀地区広域行政事務組合において入札の告示がされ、東武鉄道が応札。2019年12月1日に真岡鐵道ラストランを行い、現在は東日本旅客鉄道(JR東日本)大宮総合車両センターにて検査中である。