伝説の夜行列車が元近鉄特急で蘇る!大井川鐵道でが『山岳夜行』をリブート、7月末から限定運転へ

大井川鐵道は、創立100周年記念事業の一環として夜行列車『山岳夜行』を運行することを発表した。

『山岳夜行』は、1970年代から1980年代後半にかけ、旧国鉄とのタイアップで運行されていた『山岳夜行』を復刻するもの。当時の『山岳夜行』は、夏季限定で金谷駅に臨時停車した国鉄の「大垣夜行」と接続が図られ運行されていたという。井川駅からは畑薙第1ダム行きのバスが運行されており、登山客は 7:32 には登山を開始することができ、当時の南アルプス登山における極めて重要なアクセス手段として機能していた。また、『現存する社内資料およびインターネット上の情報が極めて限定的であるため、その運行はまさに「伝説の夜行列車」として語り継がれているという。

今回リブートする『山岳夜行』は、「山岳夜行」運転開始55周年、大井川鐵道創立100周年のダブルアニバーサリーを記念し企画で、独自の由緒ある夜行列車としての歴史に敬意を表しつつ、現代の奥大井観光のニーズに合致するようその役割を再構築したという。運行は、7月26日~8月16日までの毎週土曜日に元近鉄16000系を使用して運行する。

■山岳夜行
《 運 転 日 》2025年7月26日、8月2日・9日・16日 計4日間
《運転時刻》新金谷21:55発 → 金谷・新金谷 ↔ 家山 往復運転 → 家山6:05着・川根温泉笹間渡6:14着

※家山駅からは 6:30発 川根本町コミュニティーバスに乗り継ぎ可能※川根温泉笹間渡からは折り返しの定期列車に継続乗車可能
《使用車両》元近鉄16000系電車
《旅行代金》※大人・小児同額※
・エコノミーシングル:11,800円 ・ゆっくりツイン:14,800円 ・ストレッチツイン:16.800円 ・ゆったりBOX:19,800円
(山岳夜行列車への乗車・夜食のお弁当・夜鳴きそばサービス・発車日翌日から翌々日まで利用できる大井川本線フリー乗車票・発車日翌日から翌々日まで利用できる川根温泉の入浴チケット・朝軽食 含む)
《定  員》58名
《申込開始日時》2025年6月30日12:00より予約受付開始予定
《予約方法》体験予約サイト「アソビュー!」において受付 ※旅行商品として販売
《詳  細》大井川鐵道公式ホームページ 

【画像:大井川鐵道】