【大井川鐵道】「C10形8号機」が車両改造のため、1月13日から当面の間「黒いSL」の運転を休止 

大井川鐵道は、蒸気機関車「C10形8号機」が車両改造を実施するため、運転を休止することを発表した。

「C10形8号機」は、昭和5年製で1997年10月から営業運転を開始。SL急行「南アルプス号」やSL急行「かわね路号」を牽引していた。

今回運休をすることについて大井川鐵道は、「新たな観光列車の運転開始に向けて必要な整備を実施するものです。黒いSLが当面の間ご覧いただけなくなることは誠に心苦しく存じますが、当社の強みである多彩な動態保存車両を活用し、ご乗車の皆さまにご満足いただける観光列車の創造に邁進するとともに、沿線地域の賑わい創出に努めてまいります。」と話した。

運転再開時期について、全線復旧(2029年春ごろ)までの運転再開を目指すとしている。