旧国鉄時代の「12系」客車が大井川鐵道へ　JR西日本から譲渡

大井川鐵道と、西日本旅客鉄道（JR西日本）は、西日本旅客鉄道（JR西日本）が保有する国鉄時代に製造された客車「12系」の5両について、大井川鐵道に譲渡、大井川鐵道は譲り受けたことを発表した。

12系客車は、1978年（昭和53年）に新製され、国鉄宮原客車区（現在のJR西日本網干総合車両所宮原支所）に配置、これまで「SL北びわこ号」や団体臨時列車で活躍していた。

今回の譲受は、親会社であるエクリプス日高の資金援助の元、動態車両として導入することが実現したという。譲受した車両は、「スハフ 12-129」「オハ 12-346」「オハ 12-345」「オハ 12-341」「スハフ 12-155」の5両。今後は、SL列車等の営業列車での運用する予定だとしている。