西日本旅客鉄道(JR西日本)は、特急「まほろば」第2編成「悠久」編成について10月18日から運行を開始することを発表した。
特急「まほろば」第2編成「悠久」編成は、北陸方面の特急列車で使用していた683系2000番台を改造した車両で、時の積み重ねにより、深みを帯びた仏像の経年変化を思わせる墨色と灰渋色の車体カラーとし、墨色から灰渋色のグラデーションで、「文化の万世(万葉)への継承」を車体に表現。インテリアは、落ち着いた墨色のシートに、奈良時代・平安時代に装飾として多く用いられた、空想上の花をかたどった宝相華文様をあしらう。


「まほろば」専用車両は、4月に「安寧」編成がデビュー。「悠久」編成が2本目の車両となり、特急「まほろば」に投入されるほか、10月と11月に一部土日に運転される臨時特急「いにしへ」(「安寧」または「悠久」編成で運転)にいても運転する予定としている。
また、JR西日本は特急「らくラクやまと」に「安寧」「悠久」編成を投入することを発表しており、10月14日からは「らくラクやまと」でもその姿を見ることができそうです。
なお、各列車で使用される編成は、基本的にランダムとなり、10月18日の「まほろば」のみは「悠久」編成で運転する予定、その他については「安寧」「悠久」のどちらかでの運転となる。
【画像提供:西日本旅客鉄道(JR西日本)


