えちごトキめき鉄道・あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道は、「えちごトキめきリゾート雪月花」による上越妙高~金沢間 初の直通運転を実施することを発表した。
2015年3月の北陸新幹線の開業に伴い、JR北陸本線は、「えちごトキめき鉄道(日本海ひすいライン)」、「あいの風とやま鉄道」、「IRいしかわ鉄道(俱利伽羅~金沢間)」に並行在来線として経営移管され、2025年に開業10周年を迎えた3社は、連携企画として経営分離後初めてとなる、上越妙高駅と金沢駅の直通運転を行う。
9月24日に「ブルネル賞2025」で日本の第3セクター鉄道として初めて鉄道車両部門の奨励賞を受賞した「えちごトキめきリゾート雪月花」を使用し、車内では北陸の魅力を感じられるスイーツや料理など、地域ならではのおもてなしを行い3県を結ぶ特別な旅を演出する。
また、本運行では、令和6年1月に発生した能登半島地震の復興支援の一環として、売上金額の3%を被災地の復興支援のために寄付するとしている。
運行区間は、午前便は北陸新幹線との接続駅である上越妙高駅から、えちごトキめき鉄道・妙高はねうまライン(旧信越本線)で直江津駅まで移動、えちごトキめき鉄道・日本海ひすいライン(旧北陸本線)で糸魚川駅を経由、越中宮崎駅からあいの風とやま鉄道線に乗り入れ富山駅を経由し、倶利伽羅駅からIRいしかわ鉄道線に乗り入れ金沢駅まで運行。午後便は、午前便と反対の経路を辿り、直江津駅まで運行する。乗車には旅行商品の申込みが必要となる。

《 運 行 日 》2025年12月6日
《運行時刻》
①午前便(上越妙高駅から金沢駅)
上越妙高駅9:00発==直江津駅==筒石駅==糸魚川駅==泊駅==富山駅==高岡駅==金沢駅13:29着
②午後便(金沢駅から直江津駅)
金沢駅15:50発 ==高岡駅==富山駅==泊駅==糸魚川駅==直江津駅19:30着 (糸魚川駅18:47着 降車可能)
《提供料理》
・午前便:上越市にて飲食店YAGAIYAを経営する料理人「信田紘基」氏による食事
・午後便:金沢市の老舗料亭「大友楼」による食事
・デザート:あいの風とやま鉄道 観光列車「一万三千尺物語」でも提供する富山市の「引網香月堂」の和菓子
《乗車特典》輪島市の「鮓井商店」製作の「輪島漆箸・雪月花」、乗車記念各社からのプレゼント
《料 金》午前便(上越妙高駅から金沢駅):59,800円(税込) 午後便(金沢駅から直江津駅):56,800円(税込)
※2号車展望ハイデッキ(2~4名席)は別途1グループ20,000円(税込)が必要
《定 員》各便30名
《予約開始日時》2025年11月10日12:00~ ※定員に達し次第受付終了
《予約受付》えちごトキめき鉄道 予約サイトにおいて受付


