九州旅客鉄道(JR九州)は、新D&S列車ディスカバー九州エクスプレス「36ぷらす3」を10月16日より運転を開始した。
運転開始を記念して鹿児島中央駅で開催した出発式で「28年前の感動をもう一度」もう一度あのときをの感動を思い出してほしい。28年前のつばめをもう一度手をかけて蘇らせるとデザイナーの水戸岡鋭治氏。
1972年7月15日に特急「つばめ」でデビューした787系は国際的デザイン賞である「ブルネイ賞・長距離旅客列車部門」のほか、鉄道友の会選定「ブルーリボン賞」や通商産業省(当時)選定「グッドデザイン商品選定」など多数受賞している。
BM-15編成を改造、編成番号がBM-363編成、すべての車両末尾を363に改番した。
1号車・クモロ787-363
(3~4人用個室)
2号車・モロ786-363
(4~6人用個室・車いす対応席)
3号車・サロシ786-363
(1~2人用個室・ビュフェ)
4号車・サロ787-363
(マルチカー)
5号車・モロ787-363
(グリーン車)
6号車・クモロ786-363
(グリーン車)
車体は黒い森をイメージしたメタリック塗装、随所にあしらわれたロゴマークは金色をベースとし、主要なポイントには「電鋳」により製造した立体的なロゴを配置した。
コンセプトである「走る九州」を体現できるよう、沿線の文化・自然・食・人・事・物、全てがつながる「新しくて懐かしい」車両を目指す。
【取材協力:九州旅客鉄道(JR九州)】