京成電鉄は、2028年度の運行開始を目指し、押上~成田空港間で運転する新型有料特急車両の設計に着手したことを発表した。
京成電鉄は、成田空港開港以来の空港輸送の担い手として、2010年7月に成田スカイアクセス線を開業。成田空港アクセス用の有料特急として、京成上野~成田空港間でスカイライナーAE形を運転している。
今回、発表された新型有料特急は、成田空港の機能強化に対応し、空港と都心間の更なる輸送力増強やサービス向上を図るために導入をするものとしている。また、現在はスカイライナーが京成上野~成田空港間を運転しているが、新型有料特急は押上~成田空港間を運行する新たな列車として成田空港利用者の更なる利便性向上を目指す。
新型特急車両は、2028年度に運転を開始する予定で詳細については順次公表するとしている。
また、21日に発表した「京成グループ中期経営計画『D2プラン』」において、「空港アクセス強化の推進」として、次期スカイライナー車両の検討、成田空港周辺の単線区間の複線化、新旅客ターミナルに伴う駅の整備、既設路線の改良の検討、京成高砂駅付近の改良なども盛り込まれている。
※画像はスカイライナーAE形※新型有料特急車両のイメージ画像は京成電鉄より掲載のお控えをとのお知らせがある為掲載していません※


