【京葉臨海鉄道】新型DD200形電気式ディーゼル機関車を導入

京葉臨海鉄道は、新たな原動力となるDD200形801号機電気式ディーゼル機関車を導入した。

新型機関車には社員から愛称名を募集し、64件の応募から「RED MARINE」に決定した。

「RED MARINE」のロゴマークは取付箇所も限られことからシンプルなデザインとなった。

今までの機関車にある「りんてつ」のロゴマーク等も取り付けられていないことでDD200-801が京葉臨海鉄道の機関車であることを認識することになる。

駆動方式は液体式から電気式に変わるため、機関士は電気関係の追加教育が義務付けられており、車両検修部門では新たな知識技能の習得が必要となる。

DD200形の車体構造はDE10形と同様の前後非対称ボンネット形機関車で通常の2軸台車でB-B形配置、車軸数を減らしたが軸重はDE10形等とほぼ同等とした。

1エンド側には内燃機関及び主発電機、2エンド側には補助電源装置及び主変換装置を搭載している。

今後は試運転を行い、本格導入に向けて作業を進めていく。

京葉臨海鉄道は1962年に設立、来年の2022年には60周年を迎える。千葉県内の鉄道貨物取り扱いを引き受けており、現在はKD55形・KD60形機関車を保有している。

【取材協力:京葉臨海鉄道】