大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は、中央線に新型車両400系6両×23編成・新造車両30000A系6両×10編成を導入すると発表した。
400系車両は2023年4月からの運行開始を予定、大阪・関西万博を幾機に新世代車両し、デザインも「乗って楽しい」を形にした。
外観デザインは前面形状をガラス張りの展望形状とし、宇宙船を意識させる未来的デザインを採用した。
ホーム可動柵時代の乗降口の明確化に最新室内装備によるコミュニケーションをデザインテーマとし、扉に中央線の号線色のグリーンを主体に各車両の装備に応じた配色とした。
室内は天井を落ち着いた配色とし、平面と床面をより明るく多色使いの座席と相まってモダンな快適な空間とした。
1編成につきクロスシーと車両を1両配備する。
車内吊り広告を廃止して車内の開放感を広げ、車内デザインと調和したLED照明を採用して車内空間を明るく快適にした。
座席の背を高くして座り心地を向上、荷棚高さを全車100ミリメートル下げ、空気浄装置を全車両に設置した。
全ての乗降口上部にOsaka Metro車両として最大となる21.5インチのワイド液晶ディスプレイを採用、4か国語で案内を行う。
ユーティリティスペースとしてモバイル用電源(USB)付カウンターを先頭車両に設置した。
ドア部の床に黄ラインを入れて乗降口を識別しやすくして床面高さを40ミリメートル下げてホームとの段差を縮小した。
優先座席部のつり革・手すりをオレンジ色にして座席の色を一般座席と異なる色とした。
【画像提供:大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)】